数字が苦手はいいわけですよね? 〜 会計はなぜ必要か
こんにちは、tomです。
今日は、「会計はなぜ必要か」という話をしたいと思います。
結論からいうと、「おカネを可能な限り増やす行動をするため」です。
(いいかえれば「経済的価値を最大化する行動をとる(ために思考する)ため」)
そんなこと知ってますよ。ってかんじですよね。
ですが、私は10年くらい前からずっと不思議に思っていることがあります。
「会計」というと興味がない人が多いのに、「おカネ」って言うとほとんどの人が興味ある(気にしている)と思います。「会計」が「おカネ」を増やすためのツール(の一つ)であるはずなのに、興味がない人が多いんですよね。
「会計」ってなに?てか、経理じゃないし^^いらないお^^っておもっている方も多いでしょう。また、よくあるのが、「会計?数字?数字苦手だからいいや」という人。
もちろん、このブログを読んでいる方は、おそらく「会計」ってものに少なからず興味があったり、それを仕事にしている方が多いのではないのでこんな思いはあまりしていないことかと思います(もしくはそれを脱しようとしているか)。
不思議です。
もちろん、「おカネ」を増やすには「会計」なんて知らなくてもできます。
宝くじでうん億円当たるのに「会計」なんていらないですから。
宝くじで当たるのは非現実的かもしれません。でも、金持ちが必ずしも「会計」を知っているわけではありませんね。
これは、私がいろいろな会社をみてきて、またコンサルティングをしてきて実感として思うのですが、「会計」の使い方を少しよくするだけで、「おカネ」が増えるんです。正確に言えば、黒字になるんです。
なぜ、「会計」の使い方を少しよくするだけで、「おカネ」が増えるのでしょうか?
それは、「会計」が、経済活動を「記録」し「分析」するというプロセスで成り立っているからです。つまり、「おカネ」の流れを「見える化」するからです。
「おカネ」の流れを「見える化」するとどうなるでしょうか?
ここで、健康診断を思い浮かべてみましょう。
体重が増えた?血圧が高い?血糖値が高い?体脂肪率が、、、尿酸値が、、、コレステロールが、、、etc.
悪い数値がでたら、皆さんどうしますか?
運動しようとか食生活をかえようとかしますよね。そう、「行動」をしようとするのです。
「見える化」すると「行動」しようとする。
つまり、「会計」によっておカネの流れを「見える化」すると、おカネを増やすような「行動」をとりやすくなるのです。
なんとなくイメージできたでしょうか。
こんな「会計」についての具体的な話は今後をお楽しみに。
今日の話を振り返り。
「会計はなぜ必要か」
「おカネを可能な限り増やす行動をするため(におカネの流れを見える化するため)」
でも、やっぱり、「おカネ」が気になっちゃう人でも、「会計」とか「おカネ」の知識を学ぼうとしない人がいるのはなぜだろうと不思議でなりません。
一番多い「数字が苦手」は絶対にいいわけですよね。だって、買い物できるでしょ、お釣りの計算できるでしょ?それくらい数字が得意なら「会計」のエッセンスは十分に学べるんですよ。エッセンスさえ学べば、行動が少しずつかわり、よりいい生活ができる(選択できる)と思います。
これは「数字に弱い」会計士がいうのだから間違いない。
それでは、また。
tom