会計士のデザインノート

ヒトとカネの交差点

ブログでやりたいこと ~ 「ノート」の意味

 

はじめまして、tomです。

 

このブログでは、

公認会計士であるtomが「おカネ」について思うことを書いていきます。

具体的には、会計・税務・経営・家計などを中心に書いていきます。

 

さて、なぜ書くのか?といわれれば、

「tomがその思考のプロセス・結果を忘れないようにするため」です。

公認会計士tomのノート」と題したのは、まさに勉強用のまとめノート、ふりかえりノート、のようにしたいと思っています。

 

 

公認会計士の仕事柄、いろいろなことをいろいろな人にきかれます。

即答できればいいのですが、即答できない場合も多いです。

 

専門家なのに、なぜ?と思われるかもしれません。全部答えられなければおかしいじゃん、と。

 

おっしゃるとおりです。専門家ならすべて答えたい、そして、答えられるべきです。

しかしながら、それは一人では到底無理なことです。

 

なぜか?

 

会計・税務というのは、非常に大きな海です。

われわれのバイブルである「監査小六法」は3,000ページを超える大著です。ほかにも税務六法は法令編だけでも3,000ページが3冊セット、、、orz

この内容をすべて正確に覚えている人がいるでしょうか?

 

(ほんと無理ゲー)

 

誤解を恐れずにいえば、そんな人はいません。

公認会計士や税理士であっても、そのすべてに明るい人はいません。皆無です。

会計・税務という大きな海の中で、専門領域という島をつくり、それぞれが分担してカバーしているというのが現状です。

 

一人では無理だけど、皆で協力しあって答えを出していく、のが我々のやり方です。

時間には限りがありますし、毎年毎年、制度の改正があります。ビジネス環境の変化が激しい中では、我々にとっても、何よりクライアントにとっても、これが効率的なのです。

調べるのにモタモタしてたら、クライアントもやりたいことをすぐに実行できませんね。だったら窓口の会計士から詳しい専門会計士に流した方が早いし正確なのです。 

 

話を戻します。

このような状況では、以前きかれたことを、また調べるのは非効率です。

そのため「ここをみれば、前にきかれたことが書いてある」というブログが作りたかったのです。

 

「そういうのは、ネットで調べれば、大手会計事務所が書いてるよ」と思う方もいらっしゃるかもしれません。その通りです。

この点は、大手事務所が書いていたり、市販の書籍に書いてあるような教科書的な内容にとどまらず、「実際の温度感」「自論」を記録していきたいと思っています。教科書的な内容はそちらに譲ります。

 

まとめてとなりますが、最初に書いた通り、

一人の「会計士」のまとめ「ノート」として、このブログを書いていきたいと思います。

 

個人的なノートではありますが、同じような状況や「おカネ」に興味のある方にもぜひ読んで戴き、解決の一助となればうれしく思います。 

 

 

それでは、また。

 tom