個人で仕事をするのか、組織で仕事をするのか 〜働き方のあるべき姿を考える
ここ1年、いろんな人と出会ってきました。出会いを求めており、それはいまも現在進行中です。
出会い、によって気づかされたことをまとめておきます。
「個人で仕事をすること」「組織で仕事をすること」の関係
何かを「(組織を離れて)個人で仕事をすること」と「組織やチームで仕事をすること」は相反しない。
ということです。
集まる必要があるときに必要な個人が集まれるような仕組みがあれば、チームを必要なときに組める。そんな「仕組み」には、いまや個人のネットワークだけでなく、クラウドソーシングなどというものもあります。
そんなこといったって、会社に属している以上、好き勝手に別の仕事をやるわけにはいかない、という反論もあろうかと思います。これは正しくもあり、間違いでもあります。そして、あるべきでもあり、そうであるべきではないとも言えます。
組織やチームで仕事をやる意味=「元気玉」
そもそも、個人ではなく、組織やチームで仕事をやる意味は何でしょう?
- 単純に物量が足りないから。
- 組織で機能を分化させて、各個人がそれぞれの機能に注力できれば効率的に成果をあげられるから。
- 関係者への説明や調整が楽になるから。
- やりたいことや進むべき方向、目標が共有できるから。
- なんとなく。
などなど。
一言でいってしまえば、「一人ではできないことをできるから」です。
「地球のみんな、宇宙のみんな、オラに力を貸してくれ」
になるわけです。それこそ、虫とか小動物とかにも頼むわけです。戦闘力がたったの5だったとしても。
到達すべき目標(魔人ブゥを倒す)と現状(孫悟空個人の戦闘力)を比べたとき、ほかの人の力が必要、と感じれば、組織やチームで仕事をやれば(元気玉をねれば)いいと思います。すぐにでも(手を上にあげ念じれば)手に入るのが理想ですね。
集まる必要があるときに必要な個人が集まれるようになる
そうすれば、もっと面白くなるような気がしています。日本の全人口が、個人で仕事をすべきかは別の問題ではありますが、そうすべき人たちがそうできるような社会になるにはどうしたらいいだろうか。と考えるに至りました。
クラウドソーシングやWantedlyなど人材を流動化させようとするサービスはこれなのですが、まだ、「外注」や「中途採用・ヘッドハンティング」の域を出ない気がしています。これからどんどん変わっていくのでしょう。
フリーエージェント社会の到来 新装版---組織に雇われない新しい働き方
- 作者: ダニエル・ピンク,序文:玄田有史,池村千秋
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2014/08/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (3件) を見る
ここでは、仕事をなるべく多くの人に「渡す」側の人間になれ、みたいなことが書いてありました。
この個人のネットワークを可視化しているのがFacebookなのでしょう。無論、問題もあり、前回書いたような問題や、仕事に全く関係ない友人もつながっておりノイズが多すぎるという問題はあります。がそれをもって余りある価値を提供しているかもしれません。
考えれば考えるほど、組織論、ネットワーク論、(アウト)ソーシング論にまたがる広大な思考の海が広がっています。
組織開発論なども流行っているようなので、まずは組織論、ソーシング論について考えはじめてみたいとおもいます。
それでは。今日も一日おもしろく。
( -ω- )b