子供の声が騒音かどうかは関係ない 〜社会を良くするたった一つの行動
おはようございます。
ただいま朝の8時。5時に起きましたが、日曜は7時〜9時の一人集中タイム@近所のスタバでございます。すごいドヤ顔です。
さて今回は、「子供の声は騒音である問題」について。母親が入院したので、がらにもなく家族や子育てについて考えていたところ、偶然にもこんな記事がはてなで発見されたので。
関連して、子供の騒音、そして子育て・シニア世代間の確執みたいなものについて。
子供の声は騒音か?
はっきりいって「子供の声は騒音である」といえます。1人の幼児を持つ親として断言します。夜も眠れないほどに騒音です。子育てをしたことがある人はほとんどの方が経験してると思いますのでご理解いただけるでしょう。ありえないくらい腹から声出してきます。
記事タイトルをみると、「騒音というのはやめよう」という記載があります。「いうのはやめよう」というだけで「騒音ではない」と言ってません。個人的に、「騒音といってもしょうがない」というのはわかりますが、「いわない」だけで何か問題が解決するとは思いません。騒音訴訟があろうがなかろうが、いまのままでは、保育園はどんどん減少していくし、共働きの人は子育てなんてできなくなるでしょう。一部の高所得者層や祖父母の協力が手厚く得られる人以外は。
話し合えば解決する問題か?
感覚的には、話し合いが必要、とかパッと思い浮かぶのですが、抽象的で短絡的すぎる。しかも下記のように考え、主張しあっても並行線だと思います。話し合いで解決していれば、そもそも訴訟までいかないはずです。(もしかしたら事前説明などのやっておくべきことがやられていない、やり方がひどかったという可能性はありますが)
保育園や保育園を必要とする子育て側の主張は「自治体の基準をクリアしたから、オーケー!文句言う奴が間違ってる。だって子供はこれから必要じゃん。子供には優しくしようよ。」というものでしょう。
他方、「騒音」と捉える側の主張は、「基準をクリアしていようがいまいが、関係ない。騒音でこっちは迷惑している。そもそも先に住み始めたのはこっちで、保育園が出来たのは後なんだからなんとかしろ」というものでしょう。
これらの主張はどちらも正しい。たとえ子育て側が「子供なんだからしょうがない」「共働きの時代だから保育園は必要だ」などと主張しても意味がないのです。
話し合いでは、考え方は変わらないからです。子育て世代であれば20年以上、シニア世代なら60年以上はその価値基準で生きてますから。
ではどうすればいいのか?
わかりません、笑。
が、私はこういう行動をとればいいんじゃないか、という仮説を持ち、行動をしています。
子育て世代側に求められることは、
- 参政(投票)すること(特に市政や区政レベル)
- 地域コミュ二ティ(イベントだけでもいい)への参加
- 街角で出会ったシニア世代への挨拶や会話
- シニア世代を1人にしない
というものです。
特に最後の「シニア世代を1人にしない」ことは子育て世代はしやすい、そして効果が高いです。(子供がいないシニア世代には自治体が声がけをしたりしているそうです。本当にこれはいいなと思いました)
なぜ効果が高いかというと、当事者意識が芽生えるからです。大半の孫はかわいいんですよ。そうすると保育園が騒音出しても、「あー孫はこんな感じなのかなあ」「孫に会いたいなあ」「泣いてるなあ、どうあやしたんだっけかな」とか思うみたいですね(親にききました)。自分の子育て時代を思い起こして、自分も大変だったことを思い出すのです。
という理由で、子育て世代はちゃんと親や祖父母には会いに行きましょう。おねだりでもいいと思います。というか、おねだりしてください。それだけで社会問題のほとんどが解決するんじゃないか、というくらい本気で思っています。あと「墓参り」は忘れずに。
色々と言われたり、ちょっかいもだされる、、、という気持ちもあるでしょうが、肉を切らせて骨を断つ、という気概で行きましょう。「我慢すれば、こどもに何か買ってもらえる」という打算でもいいです。みんな打算ですよ。かわいい孫のため、もあるでしょうが、孫を連れて来てくれるには、、、という思いも絶対にあります。お互い様です。それが贈与互酬というもの。
もちろん、子育てしてない人も親には会いに行きましょう。用なんてねえよ、って思ってしまいますが、実際本当に困った時に最後の最後に助けてくれるのは家族しかいません。伴侶も子供もいないのであれば、より一層です。病気やお金に困ったことがある人はわかると思います。(私は身体が弱いので本当に助かりました)
社会を良くするたった一つの行動
と全然ロジカルじゃないですが、思うところを勢いだけで書いてみました。そして、完全に私の個人的な見解で、私はこう思い、こう行動してますよ、ということ。それをまとめると、、、簡単です。
- シニア世代を1人にしないこと
いや
- ヒトを1人にしないこと
が世の中をよくするたった一つの行動であるような気がします。
もちろん、これをやるのは簡単なようで難しい。理解するのさえ難しい。「1人にしない」ってどういうことか、難しい問いですね。もしいま、比較的難しくないなと思えるのであれば、それはとても恵まれた環境にあると言えるでしょう。その環境を大切にしていきたいと思います。
それでは。今日も一日おもしろく。
( -ω- )b