会計士のデザインノート

ヒトとカネの交差点

最近、高額のものを買っていない 〜ほとんどのものは不要である

 

おはようございます。

ただいま朝5:10です。今日はいい天気。

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高額なものを買わなくなったのは家族ができてから

最近、高額なものを買っていません。

なぜかというと、

 

  • 絶対的な必要性を感じない
  • 買おうとすると家族の承認が必要となり、それがめんどくさい

 

というところでしょうか。

1年ほど前に、引っ越しして以来、必要最低限のものをそろっているので(むしろ最低限以上のものが増えましたので)これ以上、何を買うんだ?ってかんじです。

 

最近でいうと、Apple大好きのため、AppleWatchが欲しいなぁなんておもっています。はっきりいって結婚前は即買いでしたよね。結婚後は相談しつつもわがままで押し切り購入でしたよ。子供ができてから、そんなことしたらがちけんかになるので、やりません。リンゴマークのついた時計よりも、家族での平和維持のほうが重要です。(損得を考えて)

 

家族という機関により、しっかりと意思決定のモニタリングがされており、我が家のガバナンスは有効に機能している、ということにしておきましょう。

 

 

長時間使うものにお金をかけるべきか?

とはいえ、ほしいほしいと思い続けて約1ヶ月すごしてきましたら、こんな記事を目にいたしました。

 

www.lifehacker.jp

 

要は、タイトルのとおり、「長時間使っているものは高額なものを!」ということです。

 

たしかに。うちは、ベッドのマットレスがいまいちなので、速攻Amazonのページを開いてマットレスを選び始めました。

・・・

って、完全にのせられているじゃないか!

 

冷静に考えてみた。はたして、「時間数」だけで購買意思決定をしていいのかどうか。

 

 

購買時の判断基準(私ver.)

購買時の判断基準は、大きく、見た目と機能に区分できます。そして、その見た目と機能にいくら出せるのか(予算)というものがでてきます。

 

  • 見た目がイケてるか
  • 機能がイケてるか
  • 上記イケてる度合いに見合う価格か

 

イケてる、ってなんだよ。ってことですが、この中には、記事の「長時間使う」必要があるかどうかも含まれるわけです。

 

機能がイケてるか=使用による効果が高いか、ということになります。効果はさらに、時間数×1時間あたりの効果、に分解できます。

 

  • 長時間使う(必要な機能がある)か
  • 時間あたりの効果が高いか

 

ということで、引用記事では、「時間数」に焦点がおかれ、「1時間あたりの効果」についてはあまりふれられていません。(例示や注意書きはありますが)

 

 

「長時間使うか(時間数)」よりも「1時間あたりの効果」を大事に

この「1時間あたりの効果」は非常に重要です。もちろん「時間数」は大切です。特に1日24時間のうち6時間ほどをつかうベッドなどはいいものにする、というのは納得のいく話です。ただ、その裏側には、1時間あたりの効果が普通以上、という隠れた前提があるように思います。高額なベッド=効果が高い、という隠れた前提がそこに潜んでいます。

 

つまり、「時間数」と「1時間あたりの効果」を比べたとき、個人ごとのブレが大きいのは「1時間あたりの効果」でしょう。睡眠時間は、通常、6時間前後ですし、食事の時間も多少の差はあれ、正規分布に近づくんじゃないかという直感が働きます。そのため、「1時間あたりの効果」の方が個人のライフスタイルや価値観で変わってくる。とすれば、個人個人で購買時に判断すべきはこちらではないかと思うわけです。

 

 

「1時間あたりの効果」をどう測るか

では、「1時間あたりの効果」を測るとしましょう。といっても、どう測ったらよいでしょうか?「時間数」は時計さえあれば測れます。「1時間あたりの効果」はなかなか定量化しずらいと思います。

 

答えとしては、「無理に定量化する必要はない」ということです。むしろ、「効果」=購入後の状態ー購入前の状態、を具体的に考えていくことが必要です。より具体的に、稲盛和夫的に「カラー写真」でイメージしていく必要があります。

 

  • 購入前の状況を整理する
  • 購入後の状況(ありたい状況)を設定する

 

 

ほとんどのものは不要でる。必要であるという幻想。

購買前さいごに問う質問は、これらでしょう

 

  • その商品サービスの他に状況改善の手段がないか
  • 状況改善が完璧でなくても我慢できるか

 

つまり、「まあ、なんとか今あるものを工夫してできるよね」って納得してしまうことが多いでしょう。このことから導き出されるのは、「ほとんどのものが不要である」「買わなきゃいけないという考えは幻想である」「買う必要がない」ということです。

(いままでの記載をちゃぶ台返しするようですが、、、)

 

 

それでも欲しいなら買え(予算の範囲内で)

とうだうだ、行ってきて思うのは、こういうのを日頃続けていると、だんだん勝手がわかってきます。これは買ったらいまいちだなとか。また、判断基準にあてはめても、定量化を完全にはできませんし重みずけも適当にならざるをえないので、買う方がいい、という判断を最後はえいやでやるしかないわけです。それでも、結構、高額なものほどぽんって一瞬で買ったりすることも多い。そんな自分を正当化するようですが、

 

  • 買いたいなら買え

 

ということです。買ってから、商品サービスを最大限有効活用する、というマインドも重要です。このマインドは、たとえ購入しなくても状況改善をしていく姿勢にもつながります。究極的にこれを突き詰めると、ミニマムな生活ってやつができるのだと思います。

まあ、私は部分的にミニマムな生活をしたいですけど、ばっと欲しいものを買いたい主義です。そのほうが、楽しい人生を送れる気がします。

 

とはいえ、生活に必要な資金とか将来への蓄えとか考えることも多いでしょう。

 

  • 無理のない範囲、とれるリスクの範囲内で、
  • 判断基準を自分の中で明確にして
  • 買いたいと思ったら買う

 

ということなのではないでしょうか。結局まとめると正論でしかないですが、「判断基準」を研ぎ澄ませていくと、購買は満足のいくものになるという信念のもと、その判断基準として「時間数」と「1時間あたりの効果」を考えろ。という話でした。

 

 

 

それでは、今日も一日面白く。

( -ω- )b